介護保険解体の危機 誰もが安心できる超高齢社会のために / 下野 恵子 著

現在、財源不足を背景に介護保険の利用制限が厳しくなり、軽度者は保険対象から外され、制度は実質的に解体しつつある。介護経験者の経済学者による緊急の提言。介護の負担を家族に押しつけず、社会全体で支える制度として2000年に導入された介護保険。しかし社会保障財源不足を背景に、介護サービス利用が制限され、要介護度の低い高齢者が保険対象から外されるとともに、職員の離職も止まらず、制度は実質的に解体しつつある。危機はなぜ生じたのか? 超高齢社会にはどんな制度設計が必要なのか? 介護の実体験をふまえた、経済学者からの緊急の提言。<br>下野 恵子 著
法政大学出版局
2019年08月
カイゴ ホケン カイタイ ノ キキ ダレモ ガ アンシン デキル チヨウ
シモノ ケイコ
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