ワインと戦争 ナチのワイン略奪作戦 / C.リュカン 著
ナチス・ドイツが占領下のフランスに組織したワイン生産・取引の大規模な収奪システムと対独協力活動の全体像を、膨大な史料調査で実証的に明るみに出した問題作。第二次大戦中、フランスを占領したナチス・ドイツは、全ブドウ畑を対象とするワイン生産・取引の大規模な収奪システムを構築した。従来は愛国的な抵抗運動(レジスタンス)の文脈で語られることの多かった商人や生産者たちの神話を覆し、彼らが実際は対独協力(コラボラシオン)で多大な利益を得ていたという歴史的事実の全体像を、膨大な一次史料を掘り起こして初めて実証的に明るみに出した問題作。<br>C.リュカン 著
法政大学出版局
2019年08月
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リユカン クリストフ C
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