日本のお弁当文化 知恵と美意識の小宇宙 / 権代 美重子 著

百姓や兵士の携行食から、観劇のお供の幕の内、各地の名産を活かした駅弁、松花堂や現代のキャラ弁まで、庶民の活力源であり美意識の表現でもあったお弁当の歴史。和食が世界無形文化遺産に登録され、近年ますます国内外から注目されている「お弁当」。百姓や雑兵の携行食から、観劇のお供の幕の内、各地の名産の詰まった駅弁、松花堂や現代のキャラ弁にいたるまで、庶民のエネルギー源であり美意識の表現でもあったお弁当は、どんな歴史を歩んできたのか。だれもが愛する独特の文化を、器や食の作法の伝統にも注目しながら語り下ろした初の書。オールカラー。<br>権代 美重子 著
法政大学出版局
2020年04月
ニホン ノ オベントウ ブンカ チエ ト ビイシキ ノ シヨウウチユウ
ゴンダイ ミエコ
/