カオス・領土・芸術 ドゥルーズと大地のフレーミング / E.グロス 著
生命進化の歴史のなかで、芸術はいつ始まるのか。建て、描き、歌うことは大地に何を創造するのか。アボリジニ絵画に触発された哲学者が、芸術の動物的起源を探る。生命進化の歴史のなかで、物質的かつ概念的な構造としての〈芸術〉はいつ、どのようにして始まったのか。建築し、描き、歌い踊ることは、この大地の上に何を表現し、創造してきたのか。オーストラリア先住民絵画に触発された女性哲学者が、ドゥルーズ=ガタリの非人間主義的哲学やイリガライの性的差異の思考、ダーウィンの性淘汰理論と共振しつつ、動物的なものとしての芸術の起源を探究する。<br>E.グロス 著
法政大学出版局
2020年05月
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