羽柴秀長の生涯 秀吉を支えた「補佐役」の実像 / 黒田基樹

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟」の主役、羽柴(豊臣)秀長の生涯と秀吉政権下で果たした役割とは?時代考証者が明らかにする。羽柴(豊臣)秀吉の唯一の実弟として、兄とともに織田信長の家臣・直臣となり、但馬侵攻での活躍以降は、秀吉の代行者として、その立場を確たるものとしていく。<br>毛利・長宗我部ら外様大大名の取次を一手に担うなど、政権の最高位の調整役としても重要な役割を果たしたその生涯を、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の時代考証者が明らかにする。<br>秀吉に意見を述べることのできるただ一人の存在・羽柴秀長について、これまで十分に知られていなかったその実像に迫る。<br><br>【目次】<br>第一章 織田家家臣の時代<br>第二章 秀吉一門衆筆頭の立場<br>第三章 四国攻略の総大将<br>第四章 大和・紀伊・和泉の領国大名<br>第五章 九州攻めと国割に奔走<br>第六章 諸大名接待の奔走から闘病生活へ<br><br><br>黒田基樹
平凡社
2025年09月
ハシバヒデナガノシヨウガイ
クロダモトキ
/