だまされない力　「本当の学び」で国家と権威を疑え / 佐高信

SNSでの煽動にハマらないためには？　不正が横行する政治や未来の教育はどうすれば？　百戦錬磨の評論家と元文科官僚が語り合う。排外主義や陰謀論、ポピュリズム、断定的な言葉が渦巻く時代、いま本当に必要なのは権威や常識を鵜呑みにしない「だまされない力」だ！　自ら問い、確かめることこそが自由を守る第一歩。日本の教育行政の歴史をたどりつつ、宗教や道徳が抱える危うさ、公教育の役割と夜間中学の可能性、ゆとり教育の再評価や私学の自由度、さらにSNSの断定調にどう向き合うかまで、論客２人が語り尽くす。学びとは、自分らしく生きるための力――自ら問い続けるものだけが生き延びる。<br><br>【目次】<br>はじめに　佐高信<br>第1章 「教育」とは何なのか<br>第2章 学びの経験を深くせよ<br>第3章 宗教と道徳を疑う<br>第4章 だまされないための公教育<br>終章 ＳＮＳと断定調の危険性<br>おわりに　前川喜平<br><br>佐高信
平凡社
2025年09月
ダマサレナイチカラ
サタカマコト
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