天皇と中国皇帝 菊と龍の文様で読み解く / 彭 丹 著
中国の文化・制度を取り入れてきた日本。万世一系の天皇が皇帝制度と性質を異にするのはなぜなのか。日中比較文化研究者が分析する。《目次》 <br>第一章 むなしく泳いだ龍――卑弥呼 <br>第二章 八岐大蛇の謎――天武天皇 <br>第三章 龍が鳳凰になる――持統天皇 <br>第四章 菊の剣――後鳥羽天皇 <br>第五章 菊と龍のたたかい――明治天皇<br><br>《概要》<br>万世一系の国・日本と革命の国・中国。天皇と皇帝から見る日中比較文化論!<br>中国歴代の皇帝たちが強く願いながらも成し遂げられなかった「万世一系」の思想が、中国の文化を数多く取り入れた日本において、現代にいたるまで一二六代、絶えることなく続くのはなぜか。<br>中国で最高権力の象徴とされる「龍」ではなく、「菊」が象徴とされていく過程から読み解く。<br><br>彭 丹 著
平凡社
2022年05月
テンノウ ト チユウゴク コウテイ キク ト リユウ ノ モンヨウ デ
ホウ タン
/