江戸のいろごと 落語で知る男と女 / 稲田 和浩 著

市井の人々の暮らしを描いた落語には多くの「恋話」「いろごと話」が描かれている。自由闊達、愛のままに生きた江戸の「いろ」とは。《目次》<br>はじめに<br>第一章 吉原へご案内<br>第二章 四宿、岡場所の女たち<br>第三章 若い男女の恋物語<br>第四章 禁断の恋物語・不倫の掟<br>第五章 江戸のセクシャル・マイノリティ<br>第六章 そして、めでたく結ばれる<br>あとがき<br><br><br>《概要》<br>日本人は恋愛下手と言われるが、そんなことはない。古くは『伊勢物語』や『源氏物語』、江戸時代には、西鶴や近松がさまざまな恋を綴った。市井の人々の暮らしを描いた落語でも、遊女との駆け引きから、身分違いの恋、夜這い、不倫、男色、夫婦関係に至るまで、深くて濃い男女の話が語られている。二百六十年の平和を謳歌した江戸時代。ときめき溢れる、男と女の色模様をのぞいてみよう。<br><br><br>稲田 和浩 著
平凡社
2021年08月
エド ノ イロゴト
イナダ カズヒロ
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