ヴィクトール・ユゴー言葉と権力 ナポレオン三世との戦い / 西永 良成 著
議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力を求め、時代の声を聞き、言葉の力のみでフランスを共和政へと導いた詩人の生涯。《目次》<br>はじめに<br>第一章 ユゴーとナポレオン一族<br>第二章 ユゴーとナポレオン三世<br>第三章 亡命地からの戦い――共和政と帝政<br>第四章 ユゴーとパリ・コミューン<br>おわりに<br>ヴィクトール・ユゴー略年表<br>主要参考文献<br><br>《概要》<br>『レ・ミゼラブル』の作者として知られるヴィクトール・ユゴー。あらゆる不正・不公正を糺し、より良い明日への松明となることこそ「詩人の役割」と考えた彼は、議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力をもちたいと望んだ。絶えずみずからの生きる社会に関心を寄せ、「言葉の力」のみによって、共和政確立のために戦い続けた文人政治家の生涯を未訳の政治詩や演説とともに辿る。<br><br>西永 良成 著
平凡社
2021年08月
ヴイクト−ル ユゴ− コトバ ト ケンリヨク
ニシナガ ヨシナリ
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