戦後教科書運動史 / 俵 義文 著

教科書問題をライフワークとする著者による教科書運動の軌跡。国による検定や教科書への「偏向」攻撃に対していかに闘ってきたか。天皇に殉ずる「臣民」を育てた教育勅語と国定教科書。その反省から生まれた戦後の教育制度と教科書は、時の権力によって度重なる攻撃にさらされてきた。<br>検定制度を世に問うた「家永教科書裁判」から教育基本法、道徳教科化、学習指導要領、採択問題まで、教育と教科書に真実を求めた運動の軌跡をたどる。<br>教科書問題が映し出す、日本の教育のあるべき姿。<br><br>俵 義文 著
平凡社
2020年12月
センゴ キヨウカシヨ ウンドウシ
タワラ ヨシフミ
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