渋沢栄一 変わり身の早さと未来を見抜く眼力 / 橘木 俊詔 著
「日本資本主義の父」と評される渋沢栄一だが、実際はどうなのか。経済学者としての視点を中心に、様々な角度から本当の姿に迫る。渋沢栄一の人生は波乱万丈そのものである。農民から武士となり、尊王攘夷論者でありながら幕臣に転身。<br>フランス滞在で経済発展の基礎を学び、大蔵省の役人も経験する。<br>その後は民間経済人として、銀行経営や数多くの企業の設立に携わり、<br>「日本資本主義の父」と賞賛される大人物となるのだ。そんな渋沢をいま冷静に再評価するとき、<br>新たな一面が見えてきた。<br>社会福祉や教育界への関与、植民地での経済活動などあらゆる角度から、渋沢の真の姿を改めて浮き彫りにする。<br><br><br>橘木 俊詔 著
平凡社
2020年11月
シブサワ エイイチ カワリミ ノ ハヤサ ト ミライ オ ミヌク ガンリキ
タチバナキ トシアキ
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