人類の起源、宗教の誕生 ホモ・サピエンスの「信じる心」が生まれたとき / 山極 寿一 著

霊長類学の重鎮と宗教学・キリスト教学の一流研究者による、人類の誕生・発展と宗教との密接な係わりを巨視的なスケールで語る対談。霊長類学の重鎮と宗教学・キリスト教学の一流研究者による、人類の誕生・発展と宗教との係わりを巨視的なスケールで語る対談。宗教は文明の誕生と同時に生まれたというのが定説だが、本書の議論ではさらに深く踏み込み、文明以前の人類にも宗教的観念があったか、ゴリラやチンパンジーにも宗教に類するような思考は存在するのか、など、最新の研究成果を踏まえつつ、かつてない議論を戦わせる。<br>対談内容は近現代社会にまで及び、「科学技術は宗教と経済のどちらをパートナーとして選んできたのか」「IT技術の発展はこれからの宗教に何をもたらすのか」など、きわめて刺激的かつ重要なテーマを論じる。白熱した議論に加え、自筆解説2本を収録。<br><br>。<br>山極 寿一 著
平凡社
2019年05月
ジンルイ ノ キゲン シユウキヨウ ノ タンジヨウ ホモ サピエンス ノ
ヤマギワ ジユイチ
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