知覚の宙吊り 注意、スペクタクル、近代文化 / ジョナサン・クレーリ
アテンション・プリーズ! 近代社会において「注意」がいかに人間に要請されてきたのか、さまざまな学知を横断しながら描き出す。アテンション・プリーズ!<br>人間の「注意」はいかに構築され、「散漫」はいかに管理されてきたのか。<br>モダニズム絵画から実験心理学、スペクタクル産業から注意多動性障害まで、社会、産業、科学、芸術にまたがるさまざまな言説と技術を横断し、近代における知覚の条件を問い直す。<br><br><br>【目次】<br>謝辞<br>序<br><br>第1章 近代性と注意の問題<br>第2章 1879年――拘束なき視覚<br>第3章 1888年――脱魔術化のイルミネーション<br>第4章 1900年――綜合(ジンテーゼ)の再創出<br>エピローグ 1907年――ローマの魔法<br><br>原注<br>訳者あとがき<br>平凡社ライブラリー版 訳者あとがき<br>文献一覧<br>事項索引<br>人名索引<br>ジョナサン・クレーリ
平凡社
2025年04月
チカク ノ チユウヅリ
ジヨナサン クレ−リ−
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