知識人とは何か / E.W.サイード

異議申し立ての声がかき消され、国家の暴力が罪なき人びとの命を奪ういま、知識人の役割とは何か? パレスチナに生まれ、ポストコロニアリズムを確立した著者が、故郷喪失者として権力に抗う知識人像を語る。現状を切りひらき、声なき人びとに向かいあうための知の古典。解説=姜尚中<br><br>【目次】<br>はじめに<br>第一章知識人の表象<br>第二章国家と伝統から離れて<br>第三章知的亡命――故国喪失者と周辺的存在<br>第四章専門家とアマチュア<br>第五章権力に対して真実を語る<br>第六章いつも失敗する神々<br><br>原注<br>訳者あとがき<br>平凡社ライブラリー版 訳者あとがき<br>解説――「失敗する神々」に抗して 姜尚中<br>索引<br><br>E.W.サイード
平凡社
1998年03月
チシキジン トワ ナニ カ ナニカ
エドワ−ド W サイ−ド E
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