近代の終わり　秩序なき世界の現実 / Ｂ．レヴィン　他著

ファンタジーランド、ヘイトクライム…世界の識者が、コロナ禍以降、新たな人類の脅威となるテーマについて警鐘を鳴らす。●階級対立、陰謀論の拡散……表出し始めた「世界の歪み」の数々<br>●「近代を象徴するシステムの終焉」が意味するものとは?<br>●8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘!<br><br> 新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人々の不満を強める結果となった。<br><br>　先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。<br>Ｂ．レヴィン　他著
ＰＨＰ研究所
2021年12月
キンダイ　ノ　オワリ
ブライアン　レヴイン
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