賢慮の世界史 国民の知力が国を守る / 佐藤 優 著

北方領土は返ってくるのか。情報機関なき日本の劣勢は挽回できるか。大国間交渉と分析のプロが語り合うインテリジェンス対話。国益を懸けた交渉、政策決定の裏にはつねにインテリジェンス(諜報・情報活動)がある。情報と報道のプロフェッショナルはどの点に着目して収集と分析、判断を行なっているのか。ロシアとの北方領土交渉の真相、新型コロナ禍を機に広がる中国の覇権主義への対処。アメリカの分断と混乱、イギリスのブレグジットとEUの展望。日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。<br><br>第1章 北方領土交渉の危機 <br>第2章 国際情報戦の要諦 <br>第3章 イギリスとEUの確執 <br>第4章 アメリカの混乱と日本外交 <br>第5章 この国の未来を教育に託す<br>佐藤 優 著
PHP研究所
2021年03月
ケンリヨ ノ セカイシ
サトウ マサル
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