源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか / 坂井 孝一 著

なぜ源氏将軍は3代で終わったのか。鎌倉幕府開闢から最後の将軍実朝の殺害まで、源氏3代の骨肉の争いを、第一人者が詳細に描く。●「承久の乱」へと続く、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史とは?<br>●2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』時代考証者が描く源氏三代「新解釈」<br><br>日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。<br> 跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。<br><br> にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。<br> 頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す1冊。<br>坂井 孝一 著
PHP研究所
2021年01月
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サカイ コウイチ
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