エフェクチュエーションと認知科学による製造業のサービス・イノベーション / 藤岡 昌則 著

日本の製造業は利益率の低下に苦しんでおり、その処方箋の一つとして注目されているのがサービス化である。しかし多額の投資をしても、そこからの収益を十分に上げることができない企業も多い。<br><br>本書は、サービス・マーケティングで重要な「サービス・ドミナント・ロジック」に認知科学の理論も取り入れ発展させている。そして、サービスのモデル化がいかになされるのかを明らかにするのとともに、経営者の意思決定がサービスの構築にどのように影響するのか、また、顧客と企業のサービス部門、製造・開発部門という3者が協調する顧客志向のプロセス実現のさまを、先進事例と代表事例を比較し検討する。<br><br>高度な研究書ながら、社会的に大きな関心を呼んでいるテーマであり、実務家にも有用。<br>藤岡 昌則 著
白桃書房
2019年09月
セイゾウギヨウ ノ サ?ビス イノベ?シヨン
フジオカ マサノリ
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