偶像の黄昏 アンチクリスト ニーチェ・コレクション / ニーチェ

キリスト教世界を痛烈に皮肉りながら「権力への意思」を説く、ニーチェ哲学の総括とも言える最晩年の重要作品が待望のUブックス化!「私はキリスト教に有罪の判決を下す。」<br><br>「私以前にはいかにいっさいの物事が逆立ちしていたかについて、手取り早く知りたいと思う方がいたら、まずこの本から取り掛かって頂きたい」(『この人を見よ』より)<br>「ニーチェは歴史を頭から否定し、またいちばん最後から否定する」(吉本隆明、本書解説より)<br>ニーチェ最晩年に書かれ、彼の否定の系譜をたどる二作品を収録。キリスト教世界における神、真理、道徳、救済を否定し、ソクラテス、プラトン、カントを否定し、いま生きる現実と身体の価値を見つめなおす、いわばニーチェによるニーチェ思想の概説書。<br>一九九一年「イデー選書」より吉本隆明の解説を再録し、三島憲一書き下ろしの解説を追加し、ニーチェの入門書としても読むことができる一冊。<br>ニーチェ
白水社
2025年04月
グウゾウ ノ タソガレ アンチクリスト
ニ−チエ
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