インド独立の志士「朝子」 / 笠井亮平

インド独立運動に身を投じた神戸生まれのアシャ(朝子)の数奇な運命を通して日印関係史に新たな視角をもたらしたノンフィクション。「朝子」ことアシャは1928年、神戸を拠点にインド独立運動を展開していた父サハーイと母サティの間に長女として生まれた。神戸の小学校を卒業後、昭和高女(昭和女子大学の前身)在学中に来日したチャンドラ・ボースに感化されてインド独立運動に身を捧げることを誓ったアシャは、インド国民軍(INA)に入隊することを決意。1945年5月、バンコクにあったINA婦人部隊に配属されるも、日本の敗戦により活動は終了してしまう。<br>本書は、本人と関係者へのインタビューのほか、未公開の日記や回顧録など貴重な資料を駆使し、一独立運動家の目で見た戦前・戦後の日印関係を再構成したものである。日本で生まれ育ち、若くしてインド独立運動に身を投じたアシャとその家族の数奇な運命を通して、気鋭の研究者が日印関係史に新たな視角をもたらした傑作ノンフィクション。<br>笠井亮平
白水社
2026年02月
インドドクリツノシシアサコ
カサイリヨウヘイ
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