ピジン・クレオル諸語の世界 ことばとことばが出合うとき / 西江 雅之 著

ピジン、クレオルはいかに生まれ、どのように形成されていくのか。異なる言語の出合いをとおして人間の言語とは何かを考える。言語が出合い、言語が生まれる<br><br> 言語学や文化人類学、音楽や写真など、さまざまな分野で活躍された著者が生涯にわたって追い続けた最大のテーマ、それが言語の接触によって生み出されるピジン・クレオル諸語。もととなる言語が何であれ、いずれも共通した文法構造が見られるなど、人間の言語を考えるうえで欠くことのできない視点を提供してくれます。世界各地で話されているさまざまな「ことば」に常に立脚点を置きながら、異言語接触と新しい言語の誕生をさぐる緻密な考察を積み重ね続けてきた著者による画期的な一冊。<br>西江 雅之 著
白水社
2020年07月
ピジン クレオル シヨゴ ノ セカイ コトバ ト コトバ ガ
ニシエ マサユキ
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