最新農業技術作物 vol.16

国産の増産が期待されるダイズは排水・播種などの増収技術と、重要品種・主要品種を、干しいもなどで人気のサツマイモは新品種と基本技術を、そのほか寒冷地のラッカセイ栽培やイタリアの稲作などを収録。ダイズは、経営の大規模化が進み気候変動の影響も受ける中で、特に水田作での全国的な収量低迷の克服が喫緊の課題。今回は(1)「大豆300A」以降の播種・排水技術の全面的な改訂・増補、(2)主要品種・重要品種の収録、を2つの柱に、収量の向上・安定に向けた技術を収録する。サツマイモでは『サツマイモ大事典』を視野に入れた改訂・増補。新品種と基本技術を全面的に改訂するほか、ウイルスフリー苗の増殖法などの基腐病対策、地力問題に対応した堆肥・緑肥の利用技術、大規模経営に対応した栽植密度や機械化技術などを収録する。このほか、ラッカセイの寒冷地での栽培体系、イネでは直播・大規模経営で知られる「イタリアの稲作」を収録する。<br>
農山漁村文化協会
2024年03月
サイシン ノウギヨウ ギジユツ サクモツ 16
/