聞き書き伝統建築の家 造る住む直す職人の技 / 原田 紀子 著
伝統的な木の家とその技術が失われる中、伝統工法にこだわる大工、左官、石工など、その貴重な技を持つ人びとからの聞き書き土搗きをし、礎石を置き、その上に柱を立て、木舞をかき壁土を塗る茅葺きの日本の伝統的な木の家。法隆寺棟梁の西岡常一氏が「300年は持つ」と語ったその伝統工法の家がどんどん失われている。建築基準法からその工法が除外されているため、新たに伝統工法の木の家を造ることはできないからだ。そうした中、伝統工法にこだわり、300年たって傾いた建物を直す大工、顔が映るくらい漆喰壁を磨く左官、石の重心を知り積み上げる石工、古民家を解体して再生する職人など、奇跡とも言える技を持つ人びとからの貴重な聞き書き<br>原田 紀子 著
農山漁村文化協会
2019年04月
キキカキ デントウ ケンチク ノ イエ ツクル スム ナオス シヨクニン ノ
ハラダ ノリコ
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