薬局 Vol.75No.3(2024−3)
微量元素の体内動態や生理作用から,欠乏症・過剰症の治療や予防,食事とのかかわり,医薬品としての活用などについて解説します. 薬剤師が微量元素にかかわる場面は多岐にわたります.微量元素が関係する症状・病態や食品・医薬品について正確に理解し,また薬剤業務につなげるためには,生理作用などについての知識は欠かせません.<br> 本特集では,体内動態や抗酸化作用などの解説から始まり,微量元素の知識を臨床につなげるための,場面や原因ごとの欠乏症・過剰症とその治療・予防方法,さらに食事による摂取方法や偏食などによる欠乏症,微量元素を含む医薬品などについて解説します.微量元素という小さき存在に,改めてクローズアップするための一冊です.<br>
南山堂
2024年03月
ヤツキヨク 75 3
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