理工学者が書いた数学の本 線形代数 / 甘利俊一

理工学者による理工系学生のための理工系の線形代数。数学の専門家では書き得なかった入門書。<br />===<br />「線形代数は理工学のすべてに通ずる基本です。その論理は、電気回路、振動、力のつりあい、微分などなど、ごく直観的に理解できる現象の中にも本質的に表れています」(「著者からひとこと」)。問題の解決にあたっては、既成の形式化した数学を当てはめるのではなく、本質的な構造に適合するように数学を創り、再構成する態度が必要であると本書は説く。“線形代数の基本概念や構造がなぜ重要であり、どういう状況で必要になるか“を工学や物理学の例を多く用いて、直観的な理解を目指すユニークな応用数学教科書。<br />===<br /><br />本質を直観的に捉える<br />形式化した数学に血肉をあたえ <br />生きた数学の復権を目指す名著<br /><br />===<br>甘利俊一
筑摩書房
2023年07月
リコウ ガクシヤ ガ カイタ スウガク ノ ホン センケイ ダイスウ
アマリ シユンイチ
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