世界は一冊の本 definitive edition / 長田弘

「人生という本を、人は胸に抱いている。」――没後10年。詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集、待望の文庫化。解説 岡崎武志  本を読もう。もっともっと本を読もう。世界という名の一冊の本を。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ」本を読みながら、私たちはあまりに多くの人と、言葉と、景色と出会い、別れていく。友の魂へ、母の魂へ、あるいは遠く離れた異国の魂へ。詩人がのこした祈りのための、そして人生を読み解くための傑作詩集。<br /><br />解説 岡崎武志<br /><br />カバー画 田中紗樹「存在の合図」<br />カバーデザイン 鈴木成一デザイン室+宮本亜由美<br /><br>長田弘
筑摩書房
2025年05月
セカイハイツサツノホンデフイニテイブエデイシヨン
オサダヒロシ
/