傷のあわい / 宮地尚子
異国でそのとき成しえる最良の力で人生にぶつかり、傷つきを抱えた日本人。その語りに耳を傾け、生きることを同じ目線で考えた記録。解説 奈倉有里米国で何者かになろうと海を越えた青年、夫の海外転勤に合わせて渡米した女性、人生に詰んで海外へ拠点を移した男性──。異国の地で、不安定さや傷つきに揺れながらも、そのとき成しえる最良の力で人生にぶつかっていく。その語りに、若き日の著者が耳を傾け、生きるということを同じ目線で考えた記録。<br />解説 奈倉有里<br /><br>宮地尚子
筑摩書房
2025年04月
キズ ノ アワイ
ミヤジ ナオコ
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