さびしさについて / 植本一子

「ひとりだから、できること」ひとりになるのが怖い写真家と、子どもが生まれた小説家による10往復の手紙のやりとり。自主制作本を文庫化。ひとりだから、できること<br />ひとりをおそれる写真家と、<br />子どもが生まれた小説家による<br />10往復の手紙のやりとり。<br /><br />「折々のことば」にも取り上げられた自主制作本を文庫化。<br /><br />母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のこと。近所に住む写真家と小説家が、ときに応答しながら、親密な手紙を交わす。気持ちよい正直さと、心地よい逡巡にあふれるやりとりが、いつしか読者の記憶を掘り起こしていく。完売した自主制作本に、あらたな2往復のやりとりを加える。<br />自主制作版解説 武田砂鉄<br />文庫版解説 O JUN<br>植本一子
筑摩書房
2024年02月
サビシサ ニ ツイテ
ウエモト イチコ
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