全てと無 世界の存在をめぐる哲学 / マルクス・ガブリ
全ての対象を内に含む「世界」なるものは存在するか。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、二人の哲学者が形而上学の根源的問いに挑む、世界最高レベルの知的格闘。世界の哲学者たちはいま何を考えているのか?<br />現代思想をアップデートする最高レベルの知的刺激!<br /><br />あらゆる対象を丸ごと含む全体としての「世界」なるものは存在しない。存在するのは「意味の場」に現れる何者かだけである――新しい実在論を展開するマルクス・ガブリエルと、これを真っ向から退けるグレアム・プリースト。「世界は存在しない」とはどういうことか。当代一の哲学者が、「全て(everything)」と「無(nothing)」をめぐって交わした論考と討議を収めたスリリングなドキュメント。大陸哲学と分析哲学の垣根を越え、現代思想の新地平を切り拓く、最高レベルの知の格闘を目撃せよ。<br>マルクス・ガブリ
筑摩書房
2025年12月
スベテトム
ガブリエル,マルクス
/