アラン 戦争と幸福の哲学 / 田中祐理子
考えるとは否ということだ!思想の体系化を嫌い、毎日ノートにプロポ(哲学断片)を書き続けたアラン。二度の世界大戦を生きた哲学者の言葉をつなぐ第一級評伝。考えるとは否と言うことだ!<br />現在は、あの暗い時代とあまりに似ている――<br />二度の世界大戦を生きた思想家の言葉の魂にふれる決定版評伝。<br /><br />アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。<br>田中祐理子
筑摩書房
2025年06月
アラン
タナカユリコ
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