哲学の問い / 青山拓央

哲学という営みの中心には、問いを育てるということがある。選び抜かれた24の問題と取っ組み合うことで、哲学をするとはどういうことかが体得できる入門書。「世界は物質だけでできているという考えは、科学的だと言えるのか」<br />「犯罪者は、非難の対象ではなく治療の対象として扱われるべきか」<br />「何かが本当に存在しているとは、いったいどういう意味なのか」……。<br />哲学をすることの中心には、世界の隙間に目を向けて、自分自身の頭と言葉で問いを育てていくことがある。<br />バラエティ豊かな24の問いを通じて、〈哲学をするとはどのようなことか〉を読者が一気につかみ取るための、生きた哲学の入門書。<br /><br>青山拓央
筑摩書房
2024年08月
テツガク ノ トイ
アオヤマ タクオ
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