ミャンマー政変 クーデターの深層を探る / 北川 成史 著

ミャンマー国軍は、なぜクーデターを起こしたのか。現地取材をもとに、国軍、民主派NLD、少数民族の因縁を紐解く。二〇二一年二月、ミャンマー国軍がアウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。現地取材をもとに、この政変の背景にある国軍、民主派、少数民族の因縁を紐解く。=== 二〇二一年二月一日、ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー国家顧問らを拘束した。民主化に舵を切ったとみられていた国で起きた突然の政変は、世界に衝撃を与えた。民政移管後もなお大きな力を維持していた国軍が、なぜ今クーデターに踏み切ったのか。その背景にあるのが、ビルマ人ナショナリズムに基づく国軍、スーチー率いる民主派NLD、国内に一〇〇以上あるとされる少数民族の因縁だ。現地取材をもとに三者のもつれた関係を紐解き、クーデターの深層を探る。<br>北川 成史 著
筑摩書房
2021年07月
ミヤンマ− セイヘン
キタガワ シゲフミ
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