江戸・東京水道全史 / 鈴木浩三
複雑な地形を利用して作られた江戸の水道は、いかにして現代に引き継がれてきたか。東京都水道局に長年勤務してきた著者による、世界屈指の都市の決定版水道史。徳川家康による都市建設の当初から、江戸の水道は高低差を緻密に計算し、複雑な地形を利用する形でつくられてきた。中心部の小石川上水、それを発展させた神田上水、そして玉川上水を基盤とした水道は、明治以降には近代化され引き継がれてきた。急速な工業化や関東大震災からの復興、戦後復興・高度成長を経て水道がいかに拡張され、また経営されてきたか。江戸・東京の経営史を専門とし、東京都水道局に長年勤務してきた著者による、世界屈指の都市の決定版水道史。<br>鈴木浩三
筑摩書房
2025年04月
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