虚構の日米安保 憲法九条を棚にあげた共犯関係 / 古関彰一

平和憲法を骨抜きにした日米共犯の安全保障史をひもとき、強引な安保関連法制定の舞台裏を読む。米国の一貫した戦略、日本が同盟国の信頼を得られない理由とは。そもそも日米安全保障条約は虚構であった。一九六〇年の日米安保改正での岸首相とダレス国務長官の非公式合意が、今日も変わることなく継続している。日米地位協定、核密約、憲法九条の棚あげ、安保条約を再定義した日米安保共同宣言、そして日米政府間協議の実質的な最高権力化……。本書は歴代内閣と米国による日米共犯関係の戦後史をえぐり出す一方、米国の戦後一貫した安全保障政策、同盟国・米国と日本との信頼にズレが生じつつある実態を解明する。<br>古関彰一
筑摩書房
2025年03月
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