比較文明学の50人 / 小倉紀蔵
                
                
                    法然・日蓮・宣長から現代の学者・作家・実務家まで、鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の重要人物五〇人を選出。その比較文明学の知を縦横無尽に論じる。比較文明学から見えてくる<br />日本の独創的な知の豊かな世界<br /><br />===<br />古くから、日本の思想や宗教はつねに自己を他者と熱心に比較してきた。そうした知的伝統から、きわめて独創的な比較文明論が数多く産み出されてきた。本書では、本居宣長、岡倉天心、鈴木大拙、賀川豊彦らを経て、現代の梅棹忠夫、伊東俊太郎、石牟礼道子、緒方貞子に至る鋭敏な比較文明的感覚を持っていた日本の50人を選出。比較文明学会に所属する17人の研究者が、日本の比較文明学とはなにかを問いつつ、50人が繰り広げる豊かな知の世界を縦横無尽に論じる。<br>小倉紀蔵
筑摩書房
2024年12月
ヒカク ブンメイガク ノ 50 ニン
オグラ キゾウ
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