台湾の半世紀 民主化と台湾化の現場 / 若林正丈

日中国交正常化で日本が台湾と断交したのと同じ年に研究の道へ進んだ第一人者が、自身が体験した要人取材や政治事件などを交えながら激動の台湾史を問い直す。日中国交正常化で日本が台湾と断交したのと同じ年に研究の道へ進んだ第一人者が、自身が体験した要人取材や政治事件などを交えながら激動の台湾史を問い直す。<br /><br />今、台湾政治がおもしろい<br /><br />一九七二年日中国交樹立によって、日本は中華民国(=台湾)と断交した。その同じ年に大学院に進学、研究をスタートさせた著者の研究人生は奇しくも台湾が民主化し、中国とは明らかに異なるアイデンティティ(=台湾化)へと進んだ道程と重なる。政府要人や台湾人研究者、歴史的事件の関係者との交流……。いまや中国は経済的にも軍事的にも大国となって、アメリカのライバルへと躍り出た。黎明期から台湾を見つめ続けた著者が、米中両大国に翻弄されつつも主体性を模索する台湾のこれまでを振り返り、現状と今後のゆくえを分析する。<br>若林正丈
筑摩書房
2023年12月
タイワン ノ ハンセイキ
ワカバヤシ マサヒロ
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