猫うた 千年の物語 / 中村健史
猫好きの血は古代より脈々と。しかし猫ラブ貴族も和歌に猫を詠むのはNGだった!? 明治までの詩歌の猫をひもとく新感覚・猫古典。〈平安から明治まで??にゃんこの登場する詩歌をひもとく、猫好き&古典ファンに贈る一書〉<br>〈猫の和歌は少女漫画の「鼻の穴」扱いだった?! ページをくる手がとまらない新感覚・猫古典の誕生〉<br>猫はかわいい。猫好きの血は平安から現代まで受け継がれてきました。しかし猫ラブな貴族も和歌に猫を詠むのはNGだった? <br>そんな猫和歌誕生のきっかけはあの名文学×武家歌人のアヴァンギャルド精神……! 連歌はなぜ猫を定番に詠むのか? 江戸期、恋する猫の出現から魚好きでものぐさ、時にアンニュイな猫を描く名句・名詩とは? そして文明開化、妖しい魅力の猫にたどり着くまで……! 「猫うた」の千年語りが日本の詩歌をひもときます。<br>中村健史
淡交社
2024年11月
ネコウタ センネン ノ モノガタリ
ナカムラ タケシ
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