京都名筆散歩 古都で「書」にひたる / 中村 史朗 著

美術館・博物館、街角や公園、老舗の店舗など、京都市とその周辺の収蔵、所在する古今の書を通じて、その歴史と魅力を探る一冊。〈名筆・能書から見た京都。千年以上、連綿と続く書の伝統と、名品の数々に触れる旅〉<br>〈美術館・博物館に、街角に、老舗の店舗に……。古今の書作品と名筆からたどる京都の魅力〉<br><br>京都市とその周辺に収蔵される、あるいは屋外において見ることができる日本・中国の各時代の書作品(掛幅、石碑、看板、額などまで)について、筆者や時代背景を地域別(洛中・洛東・洛北・洛西・洛南)に紹介します。また「京都が誇る 書の名宝10選」として、京都に存在する歴史を代表する名品を紹介し、その作品の特徴や京都に存在する理由・背景について、3章では「京都の書─歴史が紡ぎだすもの─」として京都の書文化の歴史的流れを解説します。辞典的な作品解説に終始することなく、表現上の特色や指摘すべき伝来の経緯などにも紹介します。<br>中村 史朗 著
淡交社
2020年01月
キヨウト メイヒツ サンポ コト デ シヨ ニ ヒタル
ナカムラ シロウ
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