茶書古典集成 5 / 筒井 紘一 他監修

博多の商人神屋宗湛がみた、秀吉はじめ諸大名の、堺、京都、九州における茶会の記録。当時の懐石、点前までがわかる貴重な茶会記。〈劉家本『神屋宗湛日記』日記・献立・見聞書の全貌がいま明らかに〉 <br>〈秀吉の九州平定・文禄の役の時代に博多の商人が見た諸大名の茶会記録〉 <br><br>茶書とは、茶の湯を専門的に扱った書物のこと。<br>江戸時代末までに日本及び中国で書かれた茶書約140件の原文を収録する『茶 書古典集成』全17巻シリーズ。2回めにお届けするのは、シリーズ5の「神屋宗湛日記」。<br><br>今回は、博多の劉家に長く秘蔵され ていた『神屋宗湛日記』の「神屋宗湛日記」二冊、「神屋宗湛日記献立」二冊、「宗湛慶長元和日記并献立」一冊、「宗湛日記 見聞書」一冊、計六冊を底本とします。<br>天正の九州平定と文禄の役の時代の、京都、堺、博多の茶会(人物、道具、点前、懐石) の様相がつぶさにわかります。人物と道具、懐石の詳細な注釈と索引付き。宗湛の日記、献立、見聞書をあわせた、初の翻刻 です。<br>筒井 紘一 他監修
淡交社
2020年10月
カミヤ ソウタン ニツキ
ツツイ ヒロイチ
/