歌舞伎座の快人 1984年の團十郎、猿之助、仁左衛門、玉三郎、勘三郎 / 松島 奈巳 著

80年代後半、スターそろい踏みだった歌舞伎界。今の歌舞伎をより深く味わうためにも役立つ、演劇記者による黄金期の観劇回想録。〈あのスターたちに「間に合った」幸せ〉<br>〈「非公式」歌舞伎史 1984?1988〉<br><br>80年代当時、勘三郎・歌右衛門のベテランに、幸四郎(現・白鸚)・吉右衛門・團十郎・菊五郎は40代。孝夫(現・仁左衛門)&玉三郎が爆発的人気をよび、勘九郎(十八代目勘三郎)と八十助(十代目三津五郎)はまだ20代。昭和最後期、百花繚乱の輝きを放っていた歌舞伎界。本書は、大学時代に歌舞伎座に通いつめた筆者による編年代(主に1984?1988年)の回想録です。<br>当時、人気では当代随一だった三代目市川猿之助(現・猿翁)を軸に、全24話にて各話で一人の役者&演目を中心に取りあげ、公式記録には残らないエピソードも記します。<br>松島 奈巳 著
淡交社
2018年05月
カブキザ ノ カイジン 1984 ネン ノ ダンジユウロウ エンノスケ
マツシマ ナミ
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