「シレトコ岬の法則」を考える シレトコ岬の西側には必ずノトロ〈ノテト〉岬がある / 大谷和男 著

北海道の歴史や知床周辺の遺跡、アイヌに纏わる伝承を調べるため道内各地を巡った記録アイヌの歴史は縄文時代から続いていた!? 筆者は北海道の歴史や知床周辺の遺跡、アイヌに残る伝承を調査するため、函館から清里町、湧別町、浜中町へと移動しながら、各地の博物館や郷土資料館、遺跡などを訪ね歩いた。半年間の旅で得られた情報をもとに考察する。アイヌの民話や伝説の中には、縄文時代の出来事と思われる内容があった。その後、オホーツク人や大陸の民族、和人などの文化と交わっていったのではないか。シレトコはなぜ「島の神」を意味するのだろう。その場所をシレトコと呼ぶようになった理由があったはずである。(筆者)<br>大谷和男 著
星雲社
2022年10月
シレトコミサキ ノ ホウソク オ カンガエル
オオタニ カズオ
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