大正女官、宮中語り / 山口幸洋 著

「聞いてくれればどんなことでも話しますよ」。大正天皇・貞明皇后の最側近、高等女官坂東登女子の回想録。女官の過酷な仕事、恋愛事情、「お茶目さん」だった大正天皇の一日やその素顔とは。「聞いてくれればどんなことでも話しますよ」。<br><br>伝説の絶版本・『椿の局の記』が歴史学者・河西秀哉による脚注・解説付きで待望の復刊。大正天皇・貞明皇后の最側近として仕えた高等女官・坂東登女子の回想録。<br><br>女官の過酷な仕事、恋愛、生理事情、「お茶目さん」だった大正天皇の一日やその素顔とは。<br><br>お金の使い方がわからず三越へのお使いで戸惑ったこと、<br>大正天皇・皇后と雪だるまを作ったこと、<br>宮内大臣に水をかけていたずらをしたことなど。<br>髪をかちこちにして、袴を蹴って歩いた日々の思い出を、言語学者の山口幸洋がまとめる。<br><br>「おテーフル(テーブル)」や「ならしゃる」など独特な御所言葉集とそのアクセントも考察。<br>山口幸洋 著
創元社
2022年09月
タイシヨウ ニヨカン キユウチユウガタリ
ヤマグチ コウヨウ
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