現代オリンピックの発展と危機1940−2020 二度目の東京が目指すもの / 石坂 友司 著

それは輝けるレガシーなのか、あるいは巨大なお荷物なのか? 混迷を極める事態の本質を探る刮目の分析それは輝けるレガシーなのか、あるいは巨大なお荷物なのか?<br><br><br>混迷を極める事態の本質を探る、オリンピック研究の第一人者による刮目の分析。<br><br><br><br>「クーベルタンによる理想化されたオリンピックの創設に始まり、さまざまなパワー・ゲームの展開、アマチュアリズムから商業主義といった転換を経過して、レガシーへとたどり着いたオリンピックが、再び混迷に向かい始めたという見立てが、現時点で本書がたどり着いた一つの結論である。(中略)私たちは引き続きオリンピックとともに歩む社会を見出していくのか、それとも別の価値観を創造し、オリンピックを必要としなくなる社会を導くのか、この分析はもう少し時間の経過とともに見守る必要があるだろう。その試金石とも言える東京大会は目前に迫っている。」(本書より)<br>石坂 友司 著
人文書院
2018年01月
ゲンダイ オリンピツク ノ ハツテン ト キキ 1940 カラ 2020
イシザカ ユウジ
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