資本論　　　９　新版 / Ｋ．マルクス

商業資本論（第四篇）、利子生み資本論と信用論前半（第五篇第一六〜二八章）が、草稿研究のなかで新たな相貌をみせる。その解明は資本主義の現代的分析に生きる。第二部第一草稿での理論的発展を受け、マルクスは、第三部後半の構成を変えた。商業資本論（第四篇）で、「恐慌の運動論」を解説し（第一八章）、利子生み資本論を第五篇として独立させ、信用問題を『資本論』の構成部分に組み込んだ。その解明は、資本主義の現代的分析に生きる。また、マルクスの草稿とエンゲルスの編集による各章との対応関係を訳注で示す。<br>Ｋ．マルクス
新日本出版社
2021年01月
シホンロン　９
カ−ル　マルクス
/