螢と鶯 鳴神黒衣後見録 / 佐倉ユミ
感動を約束する時代小説が、ここにある!思いのすべてが迸る!だから、芝居はやめられない。黒衣には黒衣の、役者には役者の執念が!「感動」を約束する時代小説が、ここにある!<br>思いのすべてが迸る!<br>だから、芝居はやめられない<br>黒衣には黒衣のこだわりが、役者には役者の執念がある。<br>若手だからって譲れない「舞台」への想い、果てなき道。<br><br>畑で大根を盗んでいた文無しは、江戸三座に追いつこうと意気込む鳴神座の狂言作者・石川松鶴に拾われた。狸八と命名され下働きとなるが、実は大店育ちで掃き掃除さえできない狸八は、一座のお荷物に。だが、舞台で大雨を降らせるという松鶴が出した難題を見事解決。自らの生きる道を見出して……。裏方と若手役者が芝居にすべてを捧げる熱気と狂気の物語。<br>佐倉ユミ
祥伝社
2023年11月
ホタル ト ウグイス ナルカミ クロゴ コウケンロク
サクラ ユミ
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