『論語』は不安の処方箋 / 安田登

孔子は、四十にして「惑わず」とは言わなかった!異才の能楽師が、孔子時代の文字から、「心」をテーマに読みなおす。『論語』はいつ読んでも気持ちがいい!<br>中国古典にも明るい、異才・多能な能楽師が、<br>孔子時代の古代文字から「心」をテーマに『論語』を読みなおします。<br><br>すでに二五〇〇年以上も前に生きた孔子らの言行録『論語』。<br>孔子の時代の文字を見ていくと、この時代は「心」という概念ができて間もなくの時代であることに気づきます。そこから、本書では「心」の誕生と「命」に挑む人間の姿を考えてゆきます。<br><br>「100分de名著」などでも活躍している安田登さんの「論語本」の源流となる一冊。<br>待望の再文庫化です。<br>解説:内田樹 <br>(*本書は『身体感覚で『論語』を読みなおす。』に新たな「まえがき」を加え、加筆修正のうえ改題しました)<br>安田登
祥伝社
2024年02月
ロンゴ ハ フアン ノ シヨホウセン
ヤスダ ノボル
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