永遠にして刹那 / 愁堂 れな 著

殺人事件現場付近の防犯カメラに十年前に失踪した兄が? 幼馴染みの探偵倫一とともに兄を探す刑事の望己は……?国立署刑事の白石望己は、優秀ではあるが、署内で孤立し一匹狼的存在だ。ある日、首筋に妙な痕があり、血液をほぼ抜かれた二人の若い女性の遺体が見つかる。捜査会議で現場付近の防犯カメラ映像に映ったある人物を見て愕然とする望己。会議が解散となり署を出た望己は、二十年来の幼馴染み財前倫一のもとを訪れる。「林田倫一」という名前で探偵をしている倫一に、力を貸してほしいと頼む望己は、防犯カメラに映った人物が、十年前に失踪した兄・優希としか思えないと話す。幼いころに母を亡くし、十四歳で刑事だった父が殉職、兄弟二人きりで暮らしたが、十八歳の時、失踪した優希。十年前と変わらぬ姿で映る男が本当に兄であるか、倫一とともに探ることに。そんな折、第二の殺人事件が発生。現場を訪れた望己の前に優希が。兄と再会した望己の前に、見知らぬ外国人が現れ「ルーク」と名乗り……?<br>愁堂 れな 著
幻冬舎
2021年08月
エイエン ニ シテ セツナ
シユウドウ レナ
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