路傍の木々 俳句集 / 鶴見泰山
七十歳からの挑戦──人生の先で見つけた、もう一つの“頂”<br><br>世の中、真似るのが難しい洗練された、独創的な、奥深い俳句の天下である。しかし考えてみれば、江戸中期から明治の俳句最盛期と現代を比較すれば、ずいぶん環境が変わった。我々は人工物に取り囲まれている。詩情溢れた環境は探さねば、ない。そこに本物の俳句は生まれるのだろうか?<br>そう思いながら私はこの作品を書き上げた。一種の開き直りかもしれないけど。<br>(本文より)<br>鶴見泰山
幻冬舎
2024年12月
ロボウ ノ キギ ハイクシユウ
ツルミ タイザン
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