人道的医療安楽死 最重症患者が、熟慮を重ねた上で人生の幕を閉じると決めている場合に、わたしがその人を助ける理由 賛成派ドイツ人医師の論考と実践
「命」のあり方を問い直す洞察の書大変な精神的・肉体的苦悩に苛まれている末期の患者さんたちは、理屈抜きで死にたいと思うことがあるに違いない。<br>ドイツでは自死幇助について激しい議論が続けられており、著者のミハエル・デ・リダー医師は、この課題と積極的に取り組んでいる自死幇助賛成論者である。<br>彼は、包括的かつ個人的な内容が記されている本書のなかで、その理由を述べている。<br>そして「死にゆく人に寄り添う者」としての様々な自験例を駆使して、自死幇助の法的、医療倫理的、そして政治的立ち位置についての考察を加えている。<br>結果として本書は、重要な啓蒙書であり、自己決定による生と死への感動的な訴えとなっている。<br><br>ドイツでメディア出演多数の医師による書籍を邦訳<br>ミハエル・デ・リダー
幻冬舎
2025年02月
ジンドウテキ イリヨウ アンラクシ
ミハエル デ リダ−
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