関係人口 都市と地方を同時並行で生きる / 高橋博之

地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、地域と継続的に関わり続ける「関係人口」は救いとなるか――?高橋博之、岩手県花巻市出身。「都市と地方をかきまぜる」を旗印に、食べ物付き情報誌『東北食べる通信』を創刊し、生産者と消費者を”顔の見える”関係で結ぶ産直アプリ『ポケットマルシェ』を手がけ、ついには東証グロース市場に上場を果たした男。その最大の武器は「言葉」。全国四七都道府県を何度も巡り、車座で語り合い、地域の声に耳を傾けながら自らの考えを磨いてきた。「関係人口」という、いまや地方創生の象徴となる言葉を初めて世に広めたのも、この高橋である。地方だけでなく都市も限界を迎えつつある日本にとって、この「関係人口」は救いの哲学となり得るのか――? 深い洞察と情熱をつめこんだ、新時代の地方創生論がここにある。<br>高橋博之
光文社
2025年03月
カンケイ ジンコウ
タカハシ ヒロユキ
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